#034 相談予約の当日キャンセル
週の真ん中水曜日。
こんにちは。専門家相談コーディネーターの青柳です。
CINGAでは外国人向けに弁護士や臨床心理士の相談を完全予約制で受けています。通訳が必要な場合は、通訳も無料で用意しています。
どの相談現場でもあると思いますが、予約の時間になっても相談者さんが現れない、連絡がつかない・・・という状況。CINGAの相談は「無料」で提供していますが、私たちは弁護士などの専門家や通訳さんに謝金を支払っています。なので当日、時間を空けて用意をしている側からすると、無断でキャンセルされると困ってしまいます。
とはいえ、つないでくれた支援団体や行政の窓口の方は一生懸命されての結果です。
特に難しいな、と感じるのがこころの相談のアレンジです。こころが不安定だから専門家に相談をする、だけどその時の状況によって予約時間が守れない、というケースです。
先日起こったのは、ご本人が支援団体に来て支援団体のスタッフさんと一緒に臨床心理士と相談をする予定でした。予約時間を過ぎたため、伴走的に支援をしている支援団体から電話をしましたが出られず、皆で何かあったのではと心配をしました。2日後に判明したのですが、家庭内で発生したトラブルにより、相談どころではない状況となっていました。
相談の予約は前もってしますので、そこから相談する日まで刻々と状況が変わるケースがあります。ご本人に連絡する余裕すらない時。こちらとしたら支援したくてもできない時。見守るしかない期間かもしれません。
CINGAが実施している、「外国人のための遠隔無料専門家相談会」と、「外国人対応者のための相談室」の詳細は以下の「詳細はこちら」ボタンよりご覧ください。