#022 支援団体向けに臨床心理士の相談を実施
週の真ん中水曜日。
こんにちは。専門家相談コーディネーターの青柳です。
CINGAの「外国人対応者のための相談室」は、NPOや外国人支援団体からの相談も受けています。
先日受けた中に、専門家相談の臨床心理士につないだケースがありましたので紹介します。
相談は外国人支援団体で支援をしている担当者から、外国人女性のケースでした。
その女性は小学生のお子さんがいるシングルマザーです。
子どもの生活環境に心配があり、行政などが家の中を確認しようとしても拒まれてたり、家の中の片づけが上手くできていない様子もあるとのことでした。
支援団体がご本人が外の人とつながるサークルなどの場を紹介しても、人間関係を築くのも難しい傾向にあって、どのように支援したらよいのか困っていました。
そこで、「外国人のための遠隔無料専門家相談会」の枠組みで支援団体の担当者が臨床心理士と相談できる場を設定しました。本当はご本人も参加をするのが良かったのですがその希望がなく、支援団体だけの参加となりました。
それでも、支援団体の担当者は臨床心理士から専門的なアドバイスを受け、実際の支援の中でやってみるということになりました。
支援団体の中には難しいケースでどう支援を継続したらよいのか分からないものが発生することもあると思います。
支援団体だけで悩まず、一緒に考えることで多角的に継続的に支援ができることがあると思います。
外国人対応に悩んだ時にはぜひ相談をしていただきたいと思います。
CINGAが実施している、「外国人のための遠隔無料専門家相談会」と、「外国人対応者のための相談室」の詳細は以下の「詳細はこちら」ボタンよりご覧ください。