外国人対応者・
市民ボランティアのための
情報箱

図書館員のための「やさしい日本語」JLA Booklet no.15

「やさしい日本語」とは? 普段の説明をわかりやすく,伝わりやすい言い方に変えることです。ある日,図書館のカウンターに外国の住民が訪れたとき,その人の国のことばがわからなくても,「やさしい日本語」で伝えようとすれば伝わるものです。
本書は,日本に住む外国人住民の状況と図書館にできること,「やさしい日本語」の必要性とともに,「やさしい日本語」で伝える手順を丁寧に説明し,図書館での「やさしい日本語」を身につける研修プログラムを紹介しています。
「やさしい日本語」は外国人への対応に有効なだけでなく,さまざまな利用者にわかりやすい説明やサービスを実施するときにも役立ちます。図書館サービスを広く伝える大切なツールを教えてくれる一冊です。

著者・編者:阿部治子・加藤佳代・新居みどり編著
発行:日本図書館協会
発行年:2023.11
判型:A5判
頁数:87p
ISBN:978-4-8204-2307-2 
本体価格:1,000円

【主な目次】
1.こんな場面ありませんか?
2.図書館を取り巻く状況
3.「やさしい日本語」を使う社会的背景を知る
4. 「やさしい日本語」で伝える手順①
5. 「やさしい日本語」で伝える手順②
6. 「やさしい日本語」で伝える手順③
7. 三鷹市立図書館での実践報告
8. 「多文化サービス」お役立ちツール・サイト