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#007 CINGAオンラインにほんごコース実施中 〜クラスのはなし〜

こんにちは!

地域日本語研究チームの西山です。

突然ですが、みなさんは人と話していて、どんな瞬間に「楽しいな」とか「おもしろいなあ」と感じますか?

わたし自身は、自分では気にしたことがないような何かについて、相手が良さや面白味を感じていることを発見したときに「おもしろいなあ」と思うことが多いです。

先日の日本語クラスの中で、ふとそんなことに気がついたので、今回はそのエピソードをお伝えしたいと思います。

11月から始まったオンライン日本語コースは、全20回のコースの半分にさしかかるところです。今回は、まったく初めて日本語を学ぶ人ではなく、少し勉強したことがある人が集まっています。

『わたにほ』ユニット6の最初のページです

先日、『わたにほ』のユニット6「店・施設」というテーマで、家の近くにある好きな店について話していました。そのときに、好きな店は、コンビニだという人がいました。特に、あるコンビニが好きだということだったのですが、その好きな理由は「音楽がいいから」とのことでした。

音楽がいいコンビニ・・? その理由を聞いて、画面上の皆から「え〜!」という笑いがあふれました。わたしだけでなく、コンビニが好きな理由に「音楽」を考えたことがない人が多かったようです。

気になって、その後、そのコンビニに音楽を聞きに行ってしまったのですが、行ってみて「なるほど、これのことか・・!」とわかりました。

ほんの短くささいなやり取りも人の行動につながるものですね。自分のことながら、それもまたおもしろいと思いました。

さて、みなさん、この人が好きなコンビニは、どこのコンビニだと思いますか?


『わたにほ』翻訳版には、今年8月にダリ語、アラビア語が追加されています。教材の詳細はこちらのボタンをクリックしてご覧ください。