#006 日本語教育学会秋季大会@山形 「交流ひろば」参加報告
こんにちは。
地域日本語研究チームの西山です。
先日、4年ぶりに対面で行われた日本語教育学会に参加してきました。
久々にいろいろな人と会える機会、そして場所は大好きな山形でした。
学会と聞くと堅くフォーマルな印象がありますが、今回参加した「交流ひろば」は、情報や意見の交換、同じ興味や問題意識を持つ者同士のネットワーク作りを目的とした、割とカジュアルな場です。
『わたにほ』を使って実施した2つのコースで教師が考えたこと、行ったこと、そこから見えたことについて、「共生社会づくりにつながる対話的な日本語教育のありかた―『わたにほ』とその教育実践から考えるー」というタイトルで出展しました。
たくさんの方がブースに来てくださり、ご質問を頂いたり、意見交換をしたりしたその内容を以下にほんの一部ご紹介します。
・はじめて日本語を学ぶ人と行う対話活動とはどのようなものか?
・『わたにほ』とはどのような教材か?
・学習者はこの教材を使ってどのように自己表現していくのか?
・zoom上で学習者同士が積極的にやり取りするために、教師は何をしていたのか?
・文字をどう扱っていたのか?
・生活者に必要な日本語教育とはどのようなものか?
これまでもオンライン上でで報告会や録画視聴会などを実施してきましたが、対面で、実際に教材を手にしながらご説明できたり、お話しを伺ったりできる機会はやはり貴重だと、改めて感じました。そして、『わたにほ』や自分たちの実践についての発信方法も、もっと工夫できるのではないかということにも気づきました。
当日ブースにお立ち寄りくださった皆さま、ありがとうございました!
学会当日、冊子版の教材は持っていったのに、教材入手のためのQRコードを資料につけるのを忘れていました。
『わたにほ』の教材情報は以下のボタンをクリックしてご覧ください。