外国人対応者・
市民ボランティアのための
情報箱

#008 入院した外国の方のその後

週の真ん中水曜日。
こんにちは。専門家相談コーディネーターの青柳です。

先日、とある自治体の福祉関係の担当者さんから、短期滞在で在留中の方が健康面での問題を抱えて入院しているけど、在留資格をどうしたらよいか?というご相談がありました。

そこで私から、入管で行うべき在留資格の手続きの方法や入管に申請に行く際に、どの窓口にどのように相談をしたらよいのかなどをお伝えしました。

後日、この担当者さんから再度お電話をいただき、入管への手続きを済ませることができ、無事に健康を回復しつつあることを教えていただきました。

福祉の担当者や病院関係の方々が外国人ご本人の健康と福祉を最優先にして動かれた結果、入管でのスムーズな申請とご本人の入院治療が進められたのだと思います。

外国人相談は一つの機関で解決しないことも多いのですが、それぞれの機関が果たす役割を最大限に発揮したしたことで、解決の道が図られた良い事例だと思いました。

そして、この外国人対応者のための相談室を開けてよかったな、と思う瞬間でもありました。


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