外国人対応者・
市民ボランティアのための
情報箱

#006 専門職とも連携しています

週の真ん中水曜日。
こんにちは。専門家相談コーディネーターの青柳です。

CINGAの「外国人対応者のための相談室」では、主に全国の国際交流協会や行政の窓口、社会福祉協議会、児童相談所などからお電話をいただき、具体的な外国人の相談ケースについて対応方法や情報、在留資格の疑問についてのご相談を受けています。

そんな中、最近、医療現場や臨床心理士さんからの相談が重なっています。

医療現場のソーシャルワーカーさんからは、入院した外国人についての在留資格の知識や医療費の制度についてご相談をいただくことが多いです。

外国人に対してカウンセリングを行う臨床心理士さんは相談をする人にとってとても身近な存在です。カウンセリングを行っていく中で入管や役所で手続きが発生して、相談をいただきます。

専門職の方々にとっては、領域以外のことはなかなか手が回らないことがあります。特に、外国人の入管での手続きや行政の手続きのことなど、相談者が困ったときにどこにつなげばよいのか、どのように調べてよいのかと迷われることと思います。

そんな時、「外国人対応者のための相談室」にお電話をいただくことで、相談者とサポートする側が進むべき方向性や今後取る選択肢は何なのか?を一緒に考えることができています。

実は対応する私にとって、「外国人対応者のための相談室」に専門職の方々からご相談をいただいて一緒に対応策を考えることは、その現場のことや抱える課題について知る機会にもなっていて、非常に勉強になっています。

様々な現場の取組みを知ることで、他のケースの対応にも活きてくる、そんな相談室にしたいと思っています。


CINGAが実施している、「外国人のための遠隔無料専門家相談会」と、「外国人対応者のための相談室」の詳細は以下の「詳細はこちら」ボタンよりご覧ください。