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【書籍】地域での日本語活動を考える多文化社会 葛飾からの発信

CINGA理事で国際教養大学専門職大学院の伊東祐郎氏は「“地域日本語教室”は、国際交流、相互理解、多言語・多文化社会(住みよい地域社会)づくりの最前線」といいます。全国各地で模索されている、よりよい地域日本語教室づくり。自分たちには何ができるのか?東京都葛飾区の事例をのぞいてみませんか。

地域での日本語活動を考える多文化社会 葛飾からの発信
編著者 野山広・福島育子・帆足哲哉・山田泉・横山文夫 編著
定価 2,640円(税込)
ISBN 978-4-86676-059-9
発行日 2022年10月25日 刊行
その他 A5判 並製 344頁

地域の日本語教室はいかにして立ち上げられ、どのように共生社会の実現をめざしたのか。本書は、葛飾区における日本語活動の軌跡を中心に、各地の地域日本語教育の事例を紹介したものです。地域住民と行政の連携、外国につながる子どもたちの支援、NPOの取り組みといったテーマを扱い、住民が主体となって多文化共生社会の実現を目指す様子が詳細に描かれています。地域日本語教育を支えるための理論を示す論考も収録。共生社会の実現に草の根の住民活動が果たす意義と課題が見えてきます。