ベトナムフェスティバル2024@代々木公園 専門家相談会

開催経緯

専門家相談のチームが毎年6月に東京 代々木公園で開催されるベトナムフェスティバルで専門家相談会を出店して今年で3回目になりました。
ベトナムフェスティバル2024 専門家相談開催の案内

普段、専門家相談のチームは電話やオンラインで相談者に対応することがほとんどですが、このフェスティバルでは専門家や通訳が飛び込みの相談者と対面し、在留資格や労働、法律の相談に乗ります。

最初に出店したのは、コロナ禍で代々木公園でフェスティバル自体が開催されなかった年を経て、2022年に代々木公園で再開された年でした。コロナの影響でCINGAの専門家相談はオンライン対応が続き、顔を合わせることが少なくなっていました。専門家や通訳、スタッフが集まって相談対応をする良い機会と考え、また、屋外の開催ということで喚起が良い環境であることも後押しして出店することを決めました。とはいえ、楽しいフェスティバルの雰囲気の中でどれだけの相談が持ち込まれるのか・・・不安もありました。

開催してみると普段から疑問に思っていた在留資格のことや法律問題の相談が持ち込まれ、需要があることが分かりました。そして翌年は専門家の数を増やして開催しました。今年は、他の出店している機関や団体の方々とネットワークを作る良い機会にもなりました。

2023年のレポート  2022年のレポート

相談形態

弁護士と行政書士が待機して、必要な場合には通訳者も入れて相談にあたりました。無料の予約不要で実施しため、ほとんどの相談者がフェスティバルに来て相談会があるのを知ったようです。
屋外のテントの下で限られたスペースに机を並べ、フェスティバルということで周囲が賑やかな環境での相談となりました。

相談状況

2日間で弁護士・行政書士が通訳者と共に23件の相談に対応しました。ほとんどの相談者はベトナム出身の方々でしたが、ベトナムと日本のカップルや日本人でベトナム人を雇用する会社の方などもいらっしゃいました。大規模なフェスティバルとあって、都外からも訪れた人もいました。

相談内容で多かったのが在留資格のことです。現在、留学生で卒業後の進路に迷っているケースや転職を検討しているケース、永住申請をしたら不許可になったケースなどがありました。労働相談では、会社に不当にクビだと言われたケースや仕事中にケガをしたが、労災で治療を受けることができているのか不安という内容もありました。
意外だったのが、去年までと違って技能実習生より特定技能の在留資格の人が多かったことです。また、技術・人文知識・国際業務の人もいらっしゃいました。
全体的に相談者の方々は若く、将来を見据えて選択肢を検討している人が多い印象でした。

相談者の感想

今年は相談者にアンケートを実施して感想を聞きました。おおよそ、満足された様子が分かりました。
・弁護士と話せる機会がなかったので助かりました
・優しかった
・熱心に応えてくれた

ブースの模様

ここからは写真と共にお伝えします!

1日目

数日前に台風が近づいてきて(昨年に続き・・泣)お天気がどうなるのか気になりながらこの日を迎えました。
晴れ女、または晴れ男がいたのでしょうか、晴天です!

3回目の参加ですから設営も慣れたものです。お隣さんともなごやかに。

専門家相談は12時から。その前に来場者の人たちにシールを貼ってもらうアンケートを実施しました。答えてくれた人にはもれなくお菓子を差し上げます。

専門家相談会がはじまります!

夕方になるにつれ、相談が増えてきました。

明日もよろしくお願いします!

2日目

今日は曇空からのスタート。今日もボードでのアンケートを実施しながら専門家相談会を開催します。

イイ感じで相談が入ってきたのですが、恐れていた雨が・・・! 紙の表示がぶよぶよに。

雨よけをしながら、なんとアンケートも続行しています。風邪をひかないように。

とうことで今年もたくさんの人が関わって無事に開催ができました。

よかったらこちらもご覧ください。 今年の専門家、スタッフ、関係者のご紹介

また来年もよろしくお願いします!!