「外国人対応の基礎知識を学ぼう」(全10回)の活用方法
参加団体にインタビューし、講座の活用方法を聞いてみました!
CINGA主催で社会福祉協議会職員・対人援助職員向けの連続講座を開講しました。
その講座を受講された、福岡よかトピア国際交流財団、東久留米市社会福祉協議会の2団体にインタビューをし、どのように講座を活用されているかを伺いました。
福岡よかトピア国際交流財団
< 研修の参加動機・目的 >
外国人対応の知識が必要だと感じており、オンラインで受講できる研修を探していたところ、本講座をみつけた。参加費も適切であった。また、これだけの研修内容を企画し、講師を招き、実施するということが自分たちでは大変だと感じていたことも参加のきっかけである。
< 研修の利用・活用 >
仕事の合間に5-6人で集まって視聴している(上の写真)。研修で扱われた内容に関連して、地元福岡の状況を職員同士で話すこともある。また、外国にルーツをもつ子どもたちの対応にも講座内容を実際に活用している。
< 研修を終えての感想 >
就業中に聞いていたので、60分はちょうどいいと感じた。知識の入り口を得ることができる。今後新しく入ってくる人たちにむけてこのような基礎編を継続し、他方でベテラン向けにケーススタディつきの研修があってほしい。
東久留米市社会福祉協議会
< 研修の参加動機・目的 >
地域に暮らす外国人家族が増えていたり、外国人ボランティアも増えていたため、外国人対応の日常業務に必要な知識が得られると思った。
< 研修の利用・活用 >
就業時間の合間に個別に視聴している。ライブ(zoom)と録画(youtube)の両方を活用している。職員の研修にも利用している。各自受講したあとに振り返りを書き、全体で共有している。
< 研修を終えての感想 >
在留カードの見方、在留状況の確かめ方、やさしい日本語の伝え方など日々の業務に活かせる知識をわかりやすく、かつ60分で学ぶことができた。また、youtubeで何度も視聴し直せるので、じっくり繰り返し学ぶこともできた。さらに各自振り返りをすることで多くの気づきや学びがあったことがわかり、今まで目を向けていなかったことに全体で目を向けるきっかけにもなった。今後、研修で学んだ内容を地元の状況に合わせて対応していきたい。ほとんど知識がないまま研修を受け、基礎的な知識を得ることができたが、今後発展編があったらいい。