録画配信中!12月20日まで 外国人対応の基礎知識を学ぼう(全10回) 

CINGA主催で社会福祉協議会職員・対人援助職員向けの連続講座を開講しました。
社会福祉協議会や対人援助職向けの講座です。


9月までライブで行った連続講座の録画をお好きな時間にご覧いただけます。10月時点で延べ1600人を超える方々が視聴参加しています。

講座期間: 12月20日(月)まで                     
      ライブ講座は 9月16日 (木)で終了しました。 

受講方法: 録画をゆっくり観る / 24時間 視聴可能/

費用: 個人 1万円(10回)                   
    団体 3万円(10回)団体に所属している人は誰でもいつでも何回でも視聴可能。 

申し込み期間 : ~11/30(火)まで
        ※ライブ参加は終了しました。「動画視聴」のお申込みのみとなります

申込先 : 外国人対応の基礎知識を学ぼう参加申込書 - Google フォーム

チラシはこちらです。

講座目的: 新型コロナ感染の拡大は在住外国人にも健康不安のほか、生活困窮などの問題を引き起こしています。CINGA が関係する外国人相談センターにも外国人本人からの相談に加え、社会福祉協議会などから現場での外国人対応に苦慮しているという声が寄せられています。そこで、対人援助に関わる方々がよりスムーズに外国人に接することができるように、外国人をとりまく課題について学ぶ機会を提供します。
 個人としても組織としても参加できます。職員研修等にもご活用ください。

CINGAとは?
研修事業担当 サッキャミナ(サブコーディネーター)

動画で見てみよう!

どんな研修? 

研修内容についての対談
宮田東久留米市社会福祉協議会職員と青柳CINGA相談コーディネーター(行政書士/社会福祉士)が、対話形式で、コロナ影響下の相談現場の状況や研修について話しています。
ぜひご覧ください。 

動画で見てみよう!

<講師紹介>

  関 聡介 (せき そうすけ)
 弁護士(東京弁護士会)

東京都武蔵野市生まれ、埼玉県志木市出身。
1993年弁護士登録 2004年以降は銀座プライム法律事務所を共同経営する一方、2005~14年度・2018~21年度は成蹊大学法科大学院実務家教員を務めた。外国人問題に関連する社会活動としては、CINGA副代表理事、NPO法人難民支援協会理事、移民政策学会監事、多文化社会専門職機構監事など。

青柳 りつ子 (あおやぎ りつこ)
行政書士・社会福祉士 

1973年生まれ、奈良県奈良市出身。
2歳~6歳をイギリスのロンドンで過ごし、幼少期に自身が外国人であるという立場を経験。大阪の大学を卒業後、ブラジルに留学。2012年より外国人相談事業のコーディネーターとして、新宿の外国人総合相談支援センターや、技能実習機構の母国語相談センター、東京都外国人新型コロナ生活相談センター(TOCOS)に従事。月2回の外国人専門家相談では、弁護士や精神科医などとの相談をコーディネート。

大川 昭博(おおかわ あきひろ)
特定非営利活動法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)理事
かながわ多文化ソーシャルワーク実践研究会代表

1963年 埼玉県生まれ。
日本社会事業大学社会福祉学部児童福祉学科卒。1987年から現在まで自治体の社会福祉職として働くかたわら、移民の医療、社会福祉、社会保障の課題に関わる。移住連は1997年の発足当時から運営委員として参加し、2015年の法人化で理事に就任。移住連のコーディネート活動として、月に1回、各地の支援者の交流の場である「外国人医療・生活ネットワーク」をひらいている。

沢田貴志 (さわだ たかし)
医師 港町診療所所長

1986年千葉大学医学部卒。
1991年以来港町診療所で在留資格の不安定な外国人を含め多数の外国人患者の診療に従事してきた。また、シェア=国際保健協力市民の会で外国人の医療相談、MICかながわで神奈川県の医療通訳制度の構築に参加。結核・エイズ・新型コロナウイルス感染症などの感染症の医療を外国人が円滑に受けられるような研修や政策提言にも力を入れている。東京大学など4大学で非常勤講師。

阿部裕(あべ ゆう)
医師 四谷ゆいクリニック院長

順天堂大学医学部を卒業し、明治大学史学地理学科編入後、1981年から、自治医科大学精神医学教室、宮本忠雄教授のもとで、精神病理学、社会精神医学、多文化間精神医学を学ぶ。 1989~90年、スペインのマドリード大学精神医学教室へ留学し、帰国後、日系ラテンアメリカリンの支援に携わる。1996年から順天堂大学スポーツ健康科学部、2003年から明治学院大学心理学部に奉職し、臨床心理士の育成に従事、また、2006年3月には外国人を中心に診察する多文化外来として、四谷ゆいクリニックを開設し、今も外国人の診療に取り組んでいる。約15年間で、2200人の外国に繋がる初診患者を診察した。医学博士、精神保健指定医、精神科専門医。外国人の診療については、「多文化精神医療」(ラグーナ出版、2019)に上梓した。

出口雅子(でぐち まさこ)
ピナット~外国人支援ともだちネット

「ピナット~外国人支援ともだちネット」は、外国人が親子ともに安心して暮らせるよう、日本語を学習したり、生活・子育ての相談ができる場をつくっているボランティア団体で、東京都三鷹市にある無認可共同保育所を活動拠点としています。
私は学生時代にフィリピンに2年滞在し、帰国後、1992年のピナット立ち上げに参加。以降ピナットのボランティアや事務局職員として30年近く活動してきました。現在は、赤ちゃんのいる外国人ママたちの居場所づくりと寄り添い同行支援の事業を担当しています。また、武蔵野市国際交流協会の語学ボランティア(タガログ語)として「日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス」にも関わっています。

伊東祐郎(いとう すけろう)
国際教養大学専門職大学院・教授
日本語教育実践領域代表

岐阜県恵那市出身。
高校卒業後、故郷を離れ、東京、金沢、そしてアメリカ等での生活を通して異文化接触を数多く体験してきました。日本語教師になって30余年。昨今の日本語教育を取り巻く環境の変化を実感せざるを得ません。グローバル化というのはある意味、自らの変容を迫られる状況や環境の変化であると言ってもよいかもしれません。日本語教育はその最前線で貢献できる仕事で、いつも多くの出会いや刺激に満ちています。講座でお会いできることを楽しみにしています。

岩田一成(いわた かずなり)
聖心女子大学現代教養学部日本語日本文学科教授

滋賀県彦根市出身
元青年海外協力隊隊員(中国内蒙古自治区派遣)。国際交流基金日本語国際センター、広島市立大学を経て現職。専門分野は日本語教育学、日本語文法。言いたいことをオブラートに包みすぎてわけがわからなくなっている日本語を収集するのが趣味です。各地の公務員、学校教員、医療関係者向け研修を実施し、外国人にもわかりやすい日本語の普及活動に取り組んでいます。

岩田久美(いわた くみ)
スペイン語相談通訳認定者・講師

大阪外国語大学イスパニア語科卒業。駐日チリ大使館勤務後、JICA(国際協力機構)研修監理員として、通訳業務を担当。1992年よりフリーランス通訳(スペイン語)。2011年、東京外国語大学多言語・多文化教育センター「コミュニティ―通訳コース」第2期修了後、専門家相談会、弁護士事務所での相談通訳を担当し、2017年からMICかながわ医療通訳として活動。一般社団法人 多文化社会専門職機構認定相談通訳(スペイン語)。2020年4月~2021年3月TOCOS (東京都外国人新型コロナ生活相談センター)のスペイン語バックアップ通訳として電話相談通訳に従事。2021年4月一般社団法人国際臨床医学会 認定医療通訳士登録(英語)。

村松紀子(むらまつ のりこ)
(公財)兵庫県国際交流協会外国人県民インフォメーションセンター
スペイン語相談員・社会福祉士

兵庫県神戸市出身。1988年より青年海外協力隊員としてパラグアイ派遣(野菜栽培)。帰国後、1993年より(公財)兵庫県国際交流協会外国人県民インフォメーションセンタースペイン語通訳相談員、社会福祉士。神戸大学大学院国際協力研究科修士課程修了(政治学修士)。「病気になった時くらい安心して母語で医療を受けられる社会」を目指して2002年に医療通訳研究会(MEDINT)を設立。外国人相談窓口から見えてくる日本社会の不具合を多職種連携で変えていきたいと考えている。愛知県立大学外国語学部非常勤講師。自治体国際化協会地域国際化推進アドバイザー。